アルコール依存症

03.アル中病棟 入院記

アル中病棟 入院記(6):病棟内で深まる親交。と同時に深まる溝

(こちらからの続きです) 前回の最後、私は「アルコール依存症を「今度こそは」と絶対に克服するためにわざわざ入院したにもかかわらず――アル中病棟の現実は、その決意を打ち砕くようなものでもあった」と結びました。 その「現実」...
03.アル中病棟 入院記

アル中病棟 入院記(5):退屈な日常は、濃密なものへと変わりゆく

さて、月曜からアル中病棟に入院した私は、結果的に金曜までのあいだ「治療プログラム」――病院内では"ARP(Alcohol Rehabilitation Program = アルコール・リハビリテーション・プログラム の略)"と呼ばれていまし...
03.アル中病棟 入院記

アル中病棟 入院記(4):1日のスケジュールと退屈な日常との戦い

こうして朝食を終えた私は、アル中病棟での生活を始めることになりました。まず私が最初に慣れる必要があったのは、病院特有の「生活リズム」でした。 それはどのようなものなのか、自分なりにおおまかな「パート」に分けて書いてみたいと思います。 ...
03.アル中病棟 入院記

アル中病棟 入院記(3):自由な食事は、気持ちがいい【初めての朝、起床から朝食まで】

眠れぬガッチャン部屋での一夜が明け……共同病室へ ガッチャン部屋での眠れぬ夜。朝6時の起床時間、私はすぐに目を覚ましました。病棟では、いやおうなく病室にライトが点灯されるため、厳重にアイマスクでもしていなければいやでも眩しくて目が覚めるか...
03.アル中病棟 入院記

アル中病棟 入院記(2):初めての夜は、「ガッチャン部屋」で

ガッチャン部屋。誰がそう呼び始めたのは定かではありませんが、おそらく日本人であれば――つまり、日本語に特に多いと言われる「擬音語」や「擬態語」の意味合いやニュアンスを理解できる人であれば――一発でその意味が分かる言葉です。そう、ガチャンと鍵...
03.アル中病棟 入院記

アル中病棟 入院記(1):初入院、からの「ガッチャン部屋」へ

さて、このブログもようやく「アル中病棟 入院記」編に入ることができました。 このブログを始めるときに意識していたのは、初めのエントリーも書いたように、吾妻ひでお氏の傑作マンガ『失踪日記2 アル中病棟』とは異なる角度で、アル中病棟の姿を...
02.アル中病棟 入院準備

アル中病棟 入院準備編(4):入院生活 必需品リスト(その2)―事前に記載も説明もなかったが、持参・追加購入したもの

前回から引き続き、入院中に必要だったものをリスト形式で紹介していきます。今回は、病院から事前に渡された入院ガイドには掲載されていなかったものが中心ですので、これから初めて入院するという方には役立つ情報が多いかもしれません。ご参考までに。 ...
02.アル中病棟 入院準備

アル中病棟 入院準備編(3):入院日まで ― 入院生活 必需品 リスト(その1)

前回の最後でも書いたように、私の場合は幸いにも、入院日までちょうど1週間弱の準備期間がありました。その間に、入院期間中に必要なものを揃えていくことになります。 アル中病棟への入院期間は、ちょうど2ヶ月間でした(昔は3ヶ月が標準だったよ...
02.アル中病棟 入院準備

アル中病棟 入院準備編(2):入院日の決定(初外来と病棟見学)

今回は「入院準備編その2」です。いざアルコール依存症で入院できる病院を探しても、当然ですがいきなり入院できるわけではなく、まずは外来にて先生の診察を受け、そこでOKが出たら入院が決まります。 今回は、入院日を決めるまでのプロセス(病棟...
02.アル中病棟 入院準備

アル中病棟 入院準備編(1):入院先を探す ― アル中病棟に入院するのは、わずか1%の「恵まれた」人たち

2018年秋、私は人生で初めて、アルコール依存症での入院を決断しました。 ……それでは早速、入院体験記を書き綴っていきたいところなのですが、ここでは入院"中"の話をする前に、入院する"まで"の準備期間(入院探し〜入院待ち)の段階につい...
01.アル中病棟 入院するまで

補: なぜアルコール依存症に?その「理由探し」は無意味である(および「アルコール依存症のアンチノミー」について)

ここまで「アルコール病棟 入院するまで」と題して、全6回に分けて数年にわたる自分のプロセスを記述してきました。自分でも書いているうちに思わず長くなってしまいましたし、思い返すだけでもけっこうキツイものがありました……。 さて、...
01.アル中病棟 入院するまで

アル中で入院するまで(6):連続飲酒の再発と猛烈な不眠状態の到来、そして自主入院へ【敗北編】

マロリーワイス症候群での入院から約3週間後、病院にて再度血液検査を受ける日がやってきました。 このときの結果は、γ-GTP が入院時の600から200に低下していたのがまず目を引きました。自分としてはわずか3週間とはいえ、全く飲んでい...
01.アル中病棟 入院するまで

アル中で入院するまで(5):マロリーワイス症候群での吐血と、人生初の手術と入院【破綻編】

週末は連続飲酒状態で酒浸り。酒を飲んでいない平日の日中は、常に強烈な嘔吐感に襲われ、職場でも移動中でもトイレに駆け込みゲーゲーと嗚咽を繰り返す日々。平日も帰宅したら酒を飲み、離脱症状がピタリと収まるのに安堵しつつ、また寝るまで酒を飲む。朝ま...
01.アル中病棟 入院するまで

アル中で入院するまで(4):「連続飲酒」の突入と「離脱症状」の発現【発動編】

確かに睡眠薬の服用をやめ、アルコールだけを飲んでいれば、いつでも寝ることができるようになります。それでも自分の場合は、酒の飲み過ぎは避けようという考えだけはまだ残っていましたので、以前は「"一晩で"焼酎かウィスキーを1本720ml」だったと...
01.アル中病棟 入院するまで

アル中で入院するまで(3):睡眠薬の効き目の薄れと睡眠障害の始まり【没落編】

睡眠薬。それは私にとって、最初のうちは驚くほどよく効きました。人によっては、副作用なのか、それとも薬が効きすぎてしまうのか、「目覚めがよくない」「起きたあともフラついてしまう」などの症状が出てしまい、薬が合わない方もいるようです。しかし私の...