Happy Sober New Year 2019 ― sober 1歳を目指して

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あけましておめでとうございます。2019年を迎えました。

とはいえこのブログは、日々の雑記・雑感を記録するような場所ではなく、まずは2018年後半のアルコール依存症での入院体験記や、退院後に大きく変わった自分の生活や考えをきちんと記録に残しておきたいという思いではじめたものです。ですので新年に入ったからといって、何か大きな変化や、それにともなう「謹賀新年」的なご挨拶を用意してはいませんでした(笑)。引き続きこのブログでは、年末年始の冬休み期間をたっぷり使って、淡々と続きを書き記していこうと思っています。

ちなみに年末年始のこの時期は、何かと酒席・宴席も多く、街の雰囲気的にもどこかザワザワした喧騒感やソワソワした誘惑感が増えてきますから、アルコール依存症の人間にとっては(スリップしやすいという意味で)「危険」な期間と言われます。ただ、自分はもともとそうした「街」や「世間」の雰囲気などに影響されることなく、ひたすら自宅にこもって一人飲んでいた「陰キャ」ならぬ「陰アル中」タイプでしたので、そうした影響を感じることは特にないまま、飲酒欲求に襲われることもなく年末年始のこの時期を迎えることができました。

そう考えれば、飲酒をするようになってから、おそらく人生ではじめての「シラフで迎える新年」ですので、その意味では不思議な感じではあります。特にこれといって大きな感慨があるわけではないのですが、これからもこうした sober としての生活/人生(Life)を、(AAでもよく使われる言葉ですが)「今日一日」だけでもいいという気持ちで、たんたんと積み重ねていければと思っています。

その意味では、私の場合は今年2019年こそが sober, つまり断酒者としてのバースディ1年目 = 1歳を目指す節目の年になりますので、少し緊張感がないかといえば、嘘になります。ここで本来ならばそれを今年の抱負として……と書きたくなるところではあります。しかしアルコール依存症者の場合、たとえば退院・断酒後の3ヶ月目や1年目(もしくはバースディを迎えた翌月の13ヶ月目)といった節目を迎えると、「そろそろもう飲めるんじゃないか」と気も緩んでスリップするリスクが高いとも聞いています。なのでそうしたこともないよう、あまり身構えず、できるかぎり自然体でいたいとも思っています(……などと言葉にしてもかえって意識してしまうので、なかなか難しいわけですが)。

さて、最後に余談を1つ。ちらっとネットで調べていて、英語ではお酒なしで新年を迎えるときの言葉として、 “Happy Sober New Year” という表現があるようです。

そういえば “sober(シラフの人・断酒者)” というのも、昨年アルコール依存症で入院し、AAに行くようになってから、はじめてよく使うようになった「アル中用語」の1つです。バカの1つ覚えのように、新しく覚えた単語を使うのもなんだかいい歳してどうかと思いますが――とはいえ”Happy”と”Sober”という言葉を組み合わせるこの英語の表現は、個人的には気に入っています。というのも、これまでお酒を飲まないと味わえないと思っていた――いや、常になにかあれば理由をつけて酒を飲んでいたので、実際にはなんの関係なかった――Happyで特別な時間は、別にお酒など飲んでいなくても十分Soberとして祝うことができるということが、この”Happy Sober XX”というフレーズには込められていると思えるからです。

まあよく考えれば、お酒を(体質的に)飲めない人はごく当たり前にそうしてシラフの状態で節目の時を迎えているわけで、何らそれは特別なことではありません。とはいえ、つい最近までアルコール漬けだった自分にとっては、そんなシンプルな事実すらも新鮮に思えるのです。その「初心」だけは忘れずに、ここに記録しておければと思います。それでは最後に改めて、お祝いの言葉を。

Happy Sober New Year!

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